いなば食品　ツナコーン　115g

いなば食品(株)

  について

1830年頃、初代 稲葉由蔵が静岡県の焼津港に水揚げされる魚を原料に、かつお節製造を始め発展させたのが始まりの会社です。

幕末から明治にかけてかつお節を全国に拡大するだけでなく地元特産のみかんの集荷やカナダ輸出を手がけて行きました。1936年には稲葉作太郎が由比に缶詰工場を建設し、稲葉缶詰所として水産物の缶詰生産を開始しました。

戦後1948年に稲葉食品(株)として再スタートした後、1971年に二代目稲葉由蔵が当時加工用としてはほとんど使用されず、水産庁の試験操業でかつおに混じって一定割合で捕獲されていた「キハダまぐろ」に着目し、世界に先駆けて「いなばライトツナ」を発売しました。この新しい発想は「キハダまぐろ」という新資源に着目しただけでなくツナ肉のフレーク化、高速充填システムによって、日本のまぐろ缶詰の大量生産化の幕開けにつながりました。

缶詰業界の老舗でありながら発想は実に柔軟で、地元企業を大切にする誠実なメーカーさんです。タイカレー缶詰の大ヒット等は記憶に新しいところですね。現在、いなば食品(株)、いなばペットフード、いなばデリカフーズが３本柱となっており、あまり知られていませんが、ペットフードにおいてもなんと1958年から製造しており、アメリカやイタリアに輸出しその品質で高い評価を得ていた企業でもあります。

良質のかつおにたっぷりのスイートコーンを加えた缶詰です。

油控え目で野菜スープを効かせてありますのでそのまま食べても充分に美味しく召し上がれます。

冷蔵庫にある生野菜を刻んでいなばツナコーンを乗せるだけできれいなツナコーンサラダの出来上がりです。

2～3缶常備しておくと便利ですね。